マイナーな生き方

アリとキリギリス


心ならずも原発ネタが続きました。ここに来て原発も”安定期”に入ったといわれています。安定的に一定の放射能を継続して出し続ける、という如何にもおかしな”安定期”ですが。

とにかく、一般的な注意を払っていれば取り敢えず日常生活にあまり支障の無いレベルになって来たようなので、そろそろ本来の早期リタイアネタに戻ってみようかと。

 ☆

早期リタイアという生き方、欧米では少し違う様ですが、日本では明らかにマイノリティーです。なぜか?ちょっと考えてみました。思い当たったのは二つ。日本人は「そんな生き方を望まない」っていうのと「望んでも出来ない」っていうの。

「そんな生き方を望まない」とは、「働けるうちは働くべき」とか「仕事が生きがい」「働く喜び」「生涯現役」、さらに「働かないのは罪悪」「無職はみっともない」「世間体が悪い」などという日本人なら誰もが無意識の記憶領域に刷り込まれた概念の成せるワザです。

一方「望んでも出来ない」っていう方は明らかで、経済的要因、社会保障・将来への不安です。世界に冠たる貯蓄大国日本、その理由は「老後のために」ですから。

この二つの理由、重さは同じではなく、「金があってもそんな生き方は望まない」という人の方が大多数(定年直前世代のお話です)であることから判るように、圧倒的に概念のほうが勝ってます。

出来るならやってみたいと口では言うけれど出来るのに飛び込まないのが日本人。同様に、同じリタイアでも「定年」っていう強制的・受動的なリタイアは当然のこととして受け入れ、早期リタイアっていう自律的・能動的なリタイアに対しては「う~ん?!」っていう感じ。

先のエントリーじゃないですが、日本人の思考・行動パターンを良く表しています。面白いもんです。

 ☆

お陰様でマイノリティーですが、ここだけの話し、マイナーな生き方ってマイナーであるが故に意外とメリットが多い。平日の観光地のように。税金、年金保険料、健康保険料、失業給付など目に見えるメリットのほか、なんと言っても自由な時間、精神的な余裕です。

ただ、そのメリットもマイナーだから成り立っているもの。これがメジャーになっちゃたらそうはいかないんでしょう。皆さん、変に宗旨替えしてこちらに来ないように!というよりは早い者勝ちです。ハッハッハッ!


画像

画像

画像画像画像

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 3

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
面白い
ナイス

この記事へのコメント

知明
2011年05月09日 11:36
いつもつまらないコメントしてすみません。
先日、ファミリーマートで本を買いました。
井形慶子著「あてにしない生き方」600円
まだ全部は読んでませんが、内容は、イギリスでの早期リタイア万歳みたいなものです。
日本では企業名と肩書がすべてで、それがないとタダの人。大学生にも、どこの大学かには関心もつが、「何を専攻しているの?」とは聞くことは少ない。そんなこと、書いてあります。個人ではなく、所属に重きをおくのが日本人だと。
自分で自分の生き方を決める、人生という限られた時間を大切にする、この当たり前のことが日本では大切にされていないようだと。
フリーランス
2011年05月09日 21:28
知明さん、いつもコメント有難うございます。
「自分で自分の生き方を決める」って良いですね。同じ意味で、「他者の生き方を認める」なんていう上から目線ではなく「他者の生き方には干渉しない」というスタンスでありたいものです。
イギリス紳士は道端で困ってる人を無視する。何故ならばその人をケアする人が一人さえいればその他の人は野次馬でしかないから。これぞジェントルマン!

この記事へのトラックバック