運用の妙?日本らしくもあり

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ひょっとして労災?長年のデスクワークが祟ったのか、先に書いたように頚椎症性神経根症とかいうものになっちゃいました。頚椎で神経が圧迫されてて肩甲骨から右上肢に痛みとシビレが出現。症状しだいで手術とか。それで今、じっちゃんばっちゃんに混ざってリハビリに通ってます。

相変わらず何事も徹底しないと気が済まない性格。「出来るなら多い方が」というお医者さんの言葉を遵守してなんと2ヶ月間皆勤賞!

頚椎も数カ月で再生されるはず。首を引っ張って常に正常な形を保っておけばひょっとしたらその形で再生されるかも?これぞ再生医療の最先端、などと素人考えです。

でも、お陰様で最近ではたまの痛みと指先のシビレ程度で治まってます。この先どうなるのか分かりませんが。

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そんな時でも色々とくだらないことを考える性格。取り敢えずひとつ、診療報酬について。

毎日310円を握りしめて通うので受付で笑われてますが、その内訳は再診料の69点とリハビリ(処置)料の35点、合わせて104点。その3割負担で310円。

ところが、驚いたのは医師の診察とリハビリを同時に受けた時も310円だったこと。まあ考えてみたら当たり前で、医師の診察代は再診料の69点、リハビリ代は処置料の35点、だから自己負担310円。

つまり、医師の診察が無くリハビリだけの時は本来処置料の35点だけでいいはずなのに、毎回再診料を取られていたことの方が逆におかしかった?!

でもこれ、調べてみたら正しいんだそうです!う~ん、正しいと言うより運用上の合意らしいのですが。

もともとリハビリは診察をした上で行う治療行為なので必ずセットであるべきもの、診察を伴わないリハビリは無いというのがルール。だから診療報酬の請求にあたって処置料だけの請求というのは有り得ず、支払基金がルールに則って却下(返戻)するんだそうで。

でも、ご存知の通り実際には月1回程度の診察でリハビリを何回も(私なんぞ毎日)受けてます。確かにリハビリの度に診察(逆?)なんて医者も患者も大変。現実的ではありません。

だから「セットがルールなんだからちゃんと診察しましょうね」と言いつつ支払者側も請求者側もそんなことは不可能だと分かってるんで、請求者側の収入も考えお互いの暗黙の了解ということで今の様な運用に落ち着いているらしい。

診療報酬にはこんなのが他にも色いろあるんだそうな。

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昔聞いた話。

建物の前に大きな四角い芝生の庭。建物に入るには遠回りをしないといけない。でも庭を横切る人が後を絶たず、いつの間にか芝生の上にケモノ道?が。だったら、と庭の真ん中に道を作った。これがアメリカ的考え方。

一方、まずは誰も庭を横切らない。でもたまに横切る人が出てきたので柵を作った。しばらくしたら柵の隙間のところにケモノ道が出来たが皆がその便利さを分かっているのでそのままにしてある。これが日本的考え方。

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曖昧さって日本古来の文化の様で、例えば「ワビサビってなに?」と問われていろんな答えが出たとき、禅問答じゃないですがどれも正しいしどれも正しくない、っていう言い方がよくあります。日本人にはそんな曖昧さが心地良かったりする様です。

曖昧さ、定義し切らないことの心地よさ。分からないではないですが、それをルールにおいても許容するのは如何なものかと。

もしスポーツだったらゲームが成立しません。アウトでもセーフでもどっちでもいいや、なんて。本来は法律でも規則でも同じはず。個人の戯言とは違いますから。

ルールに欠陥があると分かったとき、その「ルールを変える」方が良いのかルールは変えずに「運用でカバーする」方が良いのか。ここはアメリカ的考え方を支持したいものです。

 ☆

ルールまで曖昧な方が心地良いという環境に育つことのデメリット、それは確固たる自身の考えが無くなること。一見有りそうで突き詰めるとフラフラ。どうせその時次第なんだから。流されてる方が気楽だから。

リハビリで首を引っ張られながら小耳でじっちゃんばっちゃんの世間話を聞いていてそんなことを考えてる私です。ハッハッハッ!


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