閾値を超えたあと

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閾値(=しきい値)とは?三省堂 大辞林によると、

 ■ 反応その他の現象を起こさせるために加えなければならない最小のエネルギーの値
 ■ 生体に興奮を引き起こさせるのに必要な最小の刺激の強さの値

要するに、そこまでだったら何も起こらないけどそれを超えると急激に反応が進む値のこと。グラフで書くとこんな感じ?

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負荷が90までだったら1でも50でも80でも反応はそんなに変わらない、でも91を超えたら一気に爆発、そんな値のこと。

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これを無理やり人の怒りに当てはめると、閾値のちょっと手前が「我慢の限界ライン」「キレる直前」「一触即発状態」「殿、殿中で御座る!」っていう値?!

国でいえば、為政者が民衆を「生かさず殺さず」統治するため敏感に察知しなければならない民衆感情の限界ライン。間違えて越えちゃうと一揆!一揆!

アラブの春、チベット僧の闘争、ギリシャの暴動、etc etc。世界を見ると「怒りの閾値」と「閾値を超えたあと」の事例に事欠きません。

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ということで、やっと今回のテーマです。今の日本人にとって「怒りの閾値」とは?さらには「閾値を超えたあと」にとる行動とは?

ムムッ!冷温停止、じゃなかった思考停止状態。だって、怒りの閾値なんて人によって違うんだろうし、その後の行動だって・・・。無茶なテーマをブチ上げといてなんとも。前に書いた日本教でお茶を濁しときますか。

いや~、振り上げた以上そうもいかないんで、気を取り直して素朴な疑問から。

そもそも今の日本人に怒りの閾値ってあるんでしょうか?戦国時代や幕末、学生紛争の盛んな頃ならいざ知らず、良く言えば成熟・完成、悪く言えば完璧な管理社会・ぬるま湯どっぷり・一億総草食系の世の中で。

さらに、万が一閾値を超えることがあったとして、今の日本人は何をするんでしょう?非合法なほど激しいことをするとはまず考えられないし、そんなことを許すような社会構造でもありません。

でもって、合法的にって言うんだったら何するんだろう?不買運動?署名活動?デモ?選挙?う~ん、閾値を超えるレベルの怒りを沈める方法としてはいささか、って感じですが。

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さて、良く見えないときは別の視点から。

他者に怒りの閾値を超えさせる人ってだれ?そんな組織ってどこ?なぜその人や組織はそんな事をするの?逆に、そのとき怒りの閾値を超える人っていうのはどういう人?それはなぜ?

こっちの視点から見ると意外に単純な構図が見えてきます。それは「所詮はAさんとBさんの欲の張り合い」という構図。Aさんとは、既得権を有し更にそれを膨らませようとしてる人や組織。Bさんとは、そのことによって被害を被る人もしくはその恩恵を受けられない人。

両者の力関係は圧倒的にAさんの勝ち、なにせ社会のキモを全て握ってますから。やりたい放題。それに対してBさんは根っからの草食系、よっぽど切羽詰らないと動かないし動ける環境じゃない。ひょっとしたら最後まで無動?愚痴だけ。

一方で、両極にあるAさんBさんに共通してるのが突き詰めると「みんなのために」という視点が欠けていること、なんとも寂しい限り。

それもこれも引っ括めて、今のお年寄りを中心に日本人がみんなで創り上げて来た社会の構図。まずはこれを変える必要があるのかどうか・・という議論から。

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でも、そんな議論を待たずBさんが「怒りの閾値を超えた」と感じ「変えたい」と思ったら何をしたらいいんでしょう?実は今の世の中、それが分からないって人が多いんじゃないですか?閾値を超えたところで何すんの?って。分からないから動かないってことも。

一般論で言えば、弱者が圧倒的強者に立ち向かうときの戦略は「一点突破全面展開」、孫子の兵法。ランチェスターの法則でも良い。

あっちもこっちものモグラ叩きは止めて、1匹のモグラに集中し短期間に徹底して叩く。頭を出したときに一気に2~3パツ!なんて。Aさんからしてみれば堤防に小さな穴を開けられるような気持ち悪さ、鬱陶しいことこの上ないはず。

それと「数はチカラ」。徒党を組むこと。それも烏合の衆ではなく強力なリーダーシップのもと統制のとれた徒党。これはAさんにとって脅威です。間違いなく潰そうとするでしょうが、下手に動くと墓穴を掘るリスクがあるんでこれも悩ましい。

でもまあ、一般論がそうだとして具体的に何がモグラで何に短期集中しどんな徒党を組むのが効果的で合目的、しかも合法的なのか?

え~っと、ここまで書いてきて誠に無責任なんですが、それは「閾値を超えた」人、「変えたいと思った」人がそれぞれ自身で考えることが重要なんでしょうね、きっと。お愛想無しですが。

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とりあえず今日はこんなもんで。相変わらず無駄な長文になっちゃったので仕切り直し。機会があったら?続けます。ハッハッハッ!


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